音楽

ヌマッチノオト的良かった曲2021年間ランキングTOP40(10位→1位)

最初に

「2021年間ランキングTOP40」と題して、年明けから今まで記事をあげてきたが、残るはTOP10となった。

TOP10からは全曲に改めて感想を書いているので、今までの記事よりは長くなっているが、それでも読んでもらえたらありがたい。

果たして、1位は何の曲なのか!

…なんて気にして読んでいる人もいないと思うので、肩肘張らずに「こんなのが好きなんだな」くらいで見てほしい(笑)

それではスタート!

10位:Roar/KAT-TUN

2021年は、デビュー15周年かつサブスクも解禁したので、いつにも増してKAT-TUNにフォーカスがより当たっていた1年だったように思う。

その中で、リリースした「Roar」は美しさと強さを兼ね備えたハイブリッドな楽曲だった。

今までの紆余曲折(メンバーの脱退など)を経ても尚、前に進んでいく彼らの強さにも重ねて聴いていた。

美しさや儚さに強さを感じる楽曲はまさに彼らの今までとこれからを表している気がしてならない。

周年は終えても、変わらず力強く前に進んでいく決意が見えてファンならずとも嬉しくなる楽曲だった。

9位:ドライブ/Base Ball Bear

2021年のBase Ball Bearは個人的に琴線に触れる曲を連発していた印象。現に良かった曲にも2曲エントリーしていた。

その中の1曲の「ドライブ」は混沌として不安なこの御時世に「生きているだけで大丈夫だ」と(いわんばかりの)優しい気持ちで包んでくれるあたたかい曲。

コロナ禍でこういった温度の曲は増えてきたが、1番染みるように響いた曲のような気がする。リリース当時の自分も不安な事だらけだったのもあってか、この曲に助けられた思い出がある。

そんな思い出補正も幾分かかっているかもしれないが、それがなくても十分好きな曲になっていただろう。

今こそ!改めて!Base Ball Bearを掘り下げて聴いてみたくなった。そんな曲だった。

8位:ここで息をして/eill

2021年に流行ったコンテンツとして「東京リベンジャーズ」は外せないが、そのエンディングを飾っていたのがこの曲。

オープニングの髭男は言わずもがな「すげぇ曲」だったが、エンディングのこの曲も素晴らしい楽曲だった。

バリバリにキメが多用されるのが爽快だし、サビのメロディも好きだし、色気のある歌声もいいし、良いとこだらけ。

更に、原作やアニメのファンからも登場人物目線の歌詞がいいと評判も良く、名前がより知られる事となった。

私自身もこの楽曲で、eillさんを見つけられたのが嬉しかった。もっと早く見つけたかったとすら思うほどである。

歌声がいい。もうこれは個人の主観や趣味嗜好なので、言葉では説明しがたいが。

この1年ですっかりファンになってしまった。これからどんな楽曲をリリースするのか楽しみで仕方ない。変わらず追っていくと思う。

7位:CRAZY(feat. ROY)/TENDOUJI

THE BAWDIESのがゲストボーカルとして参加しているこの楽曲。BAWDIES好きなのでそれキッカケで聴いた故、TENDOUJIを当時は知らなかった。彼らを知るキッカケになった曲である。

二人の声の掛け合いが、もともと組んでいたメンバーかのように自然だった。

というか、かなり特徴的なROYさんの歌声に負けないモリタさんのイカした歌声も格好良かったのが印象的だった。

そして、奇怪・奇天烈なMVも相まって、すっかりこの楽曲とTENDOUJIにハマっていた。

聴いている側は勿論楽しいが、メンバーも楽しそうにバンドサウンドを鳴らしているのがいいのなんの。

他にもいい曲が多いのでこれもバンドそのものを追って聴いてもらえたらありがたい。

6位:ブレイクアウト・ジャンキー・ブルースメン/Suspended 4th

サスフォーの秋に発表されたこの曲は良かったなぁ。

それぞれのスキルは今更ながらなのだけど、単純に気分が上がるギターロックって最高だよなと。

勿論、ギターだけでなく他のパートも聞き所だらけなのは間違いなくて、メンバー同士なのだが、楽器でバチバチにやり合ってるようなサウンドもかっこ良さの所以になっている。

なのに、バランスが崩れることなく調和している奇跡。

サスフォーはやっぱりかっこいいなぁ。こういうゴリゴリに演奏してくれるバンドが陽の目を見る時代がもうすぐ来そうな気がする。サスフォーがその旗手になってくれるに違いないと勝手に思っている。

5位:閃光/[Alexandros]

ドラマーの勇退新加入が2021年にあった[Alexandros]。

メンバーは変われど、立ち止まる気はさらさら無いぞというのをこの曲で示してくれた。

まさに「閃光」のような疾走感で駆け抜けていく爽快感がたまらない曲だった。

最近の[Alexandros]はメロディで聴かせる曲が多かった。

そのため、メロディよりはスピード感やエネルギーの強さが印象に残るこの曲は、それまでの対比になっていて、良さが際立つ事に繋がったのかなと思う。

こういったゴリゴリな[Alexandros]ももっと欲しくなった1曲だった。(もっとゴリゴリなのも大歓迎!)

4位:春泥棒/ヨルシカ

2020年からCM等で流れていたが、リリースは去年の1月という事で選んでいた曲。

ギターサウンドが特徴的なヨルシカだが、ギターはギターでもこの曲ではアコースティックギターの音色が際立っていた。

楽曲の持つ切なさにアコースティックギターの柔らかな音色がピッタリで、春ならずともずっと聴いていたい名曲だ。

歌詞も素晴らしいのは、当時の記事でも紹介したので端折るが、景色や状況の描写が何度聴いても素晴らしいと感じる。頭の中でも映像が浮かび、文字や言葉の情報だけで、自分だけのMVが作れそうな程である。

激しい曲だけでなく、こういったバラードも魅力的に聴かせるヨルシカには改めて脱帽させられる。

3位:アリスは夢を見る事が出来ない/カノエラナ

9月にリリースされたコンセプトアルバム「昼想夜夢(ちゅうそうやむ)」のリード曲として、発表されたこの曲。

カノエラナさんといえばアコギ!というイメージが今まではあったのだが、新機軸ともいえるような作風に個人的に面食らった。

美しい鍵盤の旋律切ない歌詞が抜群に合っていて、世界観がしっかりと見えた。

『不思議の国のアリス』をモチーフにした楽曲なのもあるが、おとぎ話のアナザーストーリーを読んでいるような気になった。

彼女の作品にまだ触れた事がない方は、このアルバムを聴いてもらいたい。

そして、良かったら過去の作品も合わせて聴いてもらって、違いやギャップを楽しんでほしい!ハマったら結構深いと思う、カノエラナさん。

2位:ポリゴンウェイブ/Perfume

最近のPerfumeはグループ自体大きくなったのもあって、楽曲もタイアップもありきなものも多くなった。

悪くないが、個人的にはまとまりすぎて面白みに欠けるなと思っていた。(ファンだけど、なんでもいいってわけではないだ)

まぁ要は好みと合わない曲が続いたというだけなのだが、今回の「ポリゴンウェイブ」はPerfumeにハマりだした当時の(2008年辺りかな?)音を思い出した。

近未来的なのだが、最近みたいにそれを押し出し過ぎるわけでもなく、絶妙な塩梅の未来感が良かった。なかなか伝えにくいのだけど。

同じ曲調が続くのも多分飽きてしまうので、(本当にわがままなファンで申し訳ない)変化をつける為には、様々な楽曲を発表する必要がある。

しかし、Perfumeの根底はコレだ!というのを聴けた気がして本当に気に入った曲になった。近年のPerfumeでも屈指の曲だと思っている。

1位:道楽心情/DOES

栄えある第1位は、DOES「道楽心情」!劇場版銀魂の挿入歌としてリリースされたこの曲。

1月リリースというのもあったが、単純に私自身2021年1番聴いた楽曲だったというのも
1位に選んだ理由のひとつである。

最初の選考理由でも挙げた「何回も繰り返し聴きたくなるか」というのにも合致する。

小難しい事は抜きにしたシンプルなアレンジ日本語を大切にした歌詞など、初めて聴いた時から、DOESの武器をまざまざと見せつけられた。

久しぶりのリリースだからもあったからか、ストレートなDOES節がたまらなかった。日本語でもロックができるのだというのをDOESを聴いて再認識させられる。

やはりシンプルな潔さがDOESはいい。これからもどんな曲をリリースしてくれるのか楽しみで仕方ない。

最後に

というわけで、ヌマッチノオト的2021年間ランキングと題した記事を計4回に分けて見てもらった。お付き合いいただきありがとうございました。

まず今回もプレイリストを20位から1位の20曲で作ってみた。前々回の記事にもある、40位から21位のプレイリストと合わせて楽しんでみてほしい!

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DOES「道楽心情」の衝撃はいまだに残っている。久しぶりにDOESの新曲を聴けた喜びもあるのだろうが、らしすぎる曲調にしびれたなぁ。

あとはこの企画をきっかけに新しいアーティストに沢山出会えて、更にこれからも追い続けたくなる方々も見つけられたのがとても良かった。この出会いがクセになって、おそらく今年も新曲を聴き漁るだろう。現に聴き始めてるし(笑)

このブログを読んで下さっている方々にもそんな出会いを提供出来るように今年も紹介しまくっていこうと思うので、相変わらずよろしくお願いします。

Twitterもフォロー相変わらずお願いします。@numacchinooto

それでは次回の記事で。