はじめに
4月の良かった曲だが先月よりは増えている。まだ全て出揃っていない状況でこの記事を書いているが、優に10曲を超えた。
4月は傾向として、バラバラな選曲だったかなと振り返って思う。
ゆるりと落ち着いた曲もあれば、テンション高めの曲もあり…。
ただ不思議と春という季節感のある曲は少なかったかな。そもそも、そういった曲を聞き逃していたのかもしれない。
という事で、どんな曲を選んだか是非見ていってほしい！どうぞ！
①夜行性(feat.蔡忠浩)/YONA YONA WEEKENDERS
ド直球なタイトルの曲を出してきた。
「ツマミになるグッドミュージック」を看板にして、ブレずにその看板に見合う商品を提供し続けている、YONA YONA WEEKENDERS。確固たるコンセプトがある故に同じように聴こえてしまう嫌いもあるが、裏を返せば、1曲ハマれば続けざまにハマれる可能性が高いともいえる。
今回は、bonobosのギターボーカル蔡忠浩さんを迎えた曲。ヨナヨナのコラボといえば去年のバンアパ荒井さんとの「Night Rider」を思い出す。
荒井さんとのコラボも良かったけど、今回の「夜行性」も夜のお供にとてもいい緩さと心地よさで相変わらず良かった。癒され、落ち着ける。自分にとっての最高のヒーリングミュージックである。
蔡さんの歌声も丸くて柔らかだと感じる。こんな優しいテンションの曲に合わないわけがない！それでいて、ヨナヨナのボーカルの磯野くんとも声色の違いが分かるので、コラボのメリットが出ていて良かった。
新生活も始まって疲れる事も多いであろう4月にありがたい曲に出会えた。疲れた心と体をこの曲で癒してもらいたい。
②陽はまた昇るから/緑黄色社会
③ミラーチューン/ずっと真夜中でいいのに
④灯日/saji
⑤Somebody/SOMETIME’S
はじめましてだったアーティストSOMETIME’S。グループ形態すら知らず…。ボーカルSOTAさん、ギターTAKKIさんによる2人組とのこと。
ファンクを感じさせる歌声とゴキゲンなホーン、合いの手のようなギターフレーズ…。耳に心地よいサウンドのオンパレードで、1度聴いただけですっかり虜になっていた。
サビのメロディもお気に入り。一発で覚えられそうなくらいキャッチーだ。
しかし、単に耳障りのいいポップスに終始しないのは、今までと毛色の違う独特な間奏があるからだろう。混沌が途中にあることで飽きが来ず、最後まで聴ける。それをCメロの前に入れるというのも面白い！
インタビュー記事もあったので読んでみたが、間奏の部分は相当悩んでいたみたい。
https://sometime-s2022.ponycanyon.co.jp/
狙っていた突飛さが十分こちら側にも伝わってきた。
カオティックな間奏があるから、ラスサビの爽快感も増幅している。かなりアクセントになっているパートである。
軽快で、とても愉快な曲！何も考えずに体動かしながら聴くにはもってこいのナンバー！
⑥ヨダカ/月詠み
⑦Trick me/秦基博
秦基博さんといえば「ひまわりの約束」や「鱗」などが代表曲として名高い。
普遍的なテーマを自分なりの言い回しで紡ぎ、アコースティックギターや鍵盤を中心として、美しいアレンジで名曲に仕上げていく…。秦さんの曲の固定観念としてそんなイメージがあった。
しかし、今回の「Trick me」は、本気の関係ではない恋愛模様を描いた歌詞に、どこかドロッとした質感があると感じた。
今までもあったのかもしれないが、個人的に初めて触れた秦さんの引き出しだったので聴いていて楽しかった。決して楽しむようなテーマの曲ではないのに。
リズムやサビのハモり、Bメロの語感の良さなどはとても心地よさを感じるし、だいぶクセになる。
特にサビのハモりが気に入った。このコーラスをされてる女性はどなただろう？と気になって調べてみたら、シンガーソングライターのmahinaさんという方だった。(存じ上げなくて申し訳ない)
彼女の歌声そのものも素敵。どんな所に音楽的出会いがあるか分からないものだ。
(「Trick me」の紹介に戻って…)個人的に曲調と歌詞にギャップが感じられる曲って何度も聴きたくなるのだが、これもその類だ。
そしてMVの女優さん(南沙良さん)が綺麗なのもポイントが高い(笑)
曲においても、映像においても抜かりなく、そして新鮮な秦基博さんが観られる、聴けるお得な作品である。
…と締めようと思ったが、この曲にライブバージョンの映像を見つけたのでそれも合わせてご紹介したい。
夜景とオシャレな曲調がめちゃくちゃマッチしている。そして2人の掛け合いも生で観るとより魅力が増すね。秦さんのエレキもいいし、やはりライブはいいな。
⑧Good Morning/Awesome City Club
⑨kaleido proud fiesta/UNISON SQUARE GARDEN
⑩あの日、あの場所/WANIMA
最後に
まず10曲紹介した。新しい出会いも沢山ある良いラインナップだった。残り何曲選ぶか、この記事を書いている時点ではまだ謎だが、次の後半戦で全部網羅したプレイリストもまとめようと思う。
それでは次回の記事で。
