音楽

2022年10月良かった曲まとめ(part.1)

 

最初に

10月は10日過ぎでもう10曲に到達したため、さっそくpart.1をまとめている。

そのため、このpart.1は10月前半に発表された曲が中心になっている。何かお気に入りが見つかったらうれしい。

それではスタート!

 

①土曜日のわたしたちは/LiSA

ズムサタ」のテーマソングだけあって、土曜日にフォーカスを置いたLiSAの新曲だが、しんどい平日を乗り越えて、土曜日に思い切り友人と弾けるといったような印象を受ける。

日常を色濃く写した曲をLiSAが歌うことで、元気づけられる人もたくさんいるんだろうなと思う。

本人もこれまで何かと大変だっただろうと思われるが、そういった紆余曲折·苦難を過ごしてきたからこそ生まれる説得力や言葉の重みが曲にしっかり乗っかっている気がした。

日常を深く切り取る曲は、俗っぽすぎて個人的にはあまり得意ではないのだが、曲に人となりが感じられれば良いものに昇華できるのだと思わせてくれた。

今のLiSAが歌うからこそ説得力や意味を持つ曲である。きっと過去のLiSAではまた違う聞こえ方をしていたんだろうな。

また新しいLiSAが見られる予感がする楽曲になっている。進化した彼女が今から楽しみで仕方がない!

 

②Wish/中島美嘉

 

③祝福/YOASOBI

 

④Get Back The Hope/Fear, and Loathing in Las Vegas

ラスベガスの新曲はニューアルバムに向けての先行配信となっている。

電子音ラウドロックが融合した「これぞラスベガス!」な1曲。

聞き所が1曲の中に満載なのも、相変わらずラスベガスだが、今回の個人的にお気に入りはクサいツインギターソロである。

クサいが、それがかえって熱さを駆り立てるし、その後のシャウトも呼応しているようで滾るような気分になるのが良い。ボーカルのSoさんがギターを弾いているのもまたいい。マルチタスク当たり前バンド。

もはやこのバンドに「ルール」や「定石」なんて言葉は野暮だったのをいまさらながらに思い出す。鳴っている音がかっこ良ければオールオッケー。

MVもミニ四駆にカメラを仕込むという画期的なカットがおもしろい。下から撮る、「逆ドローン」とでも呼べるかな。

曲の持つ疾走感がミニ四駆のスピードと合っていて爽快である。

何も考えずに皮膚感覚で「楽しい」になれる曲だ。嫌なことあってもこの曲のノリとパワーで弾け飛ばせそうな気がする。

 

⑤デイドリーム ビリーヴァー/FLOW, ORANGE RANGE

 

⑥真夏日/くるり

 

 

再生時間が8分44秒と、楽曲の簡素化が進む昨今とは逆行しているともいえるくるりの新曲。

私は再生時間を見ずに聴いていたのだが、「本当に8分もあったのか」と思うほどだった。

それほど曲に没入し、夢中になっていたから長さを感じなかったのだろう。

始まってからダレることなく8分も曲を聴ききったのは久しぶりかもしれない。

写実的な歌詞であったり、切ないギターのアルペジオのフレーズであったりと好きなポイントが要所にあったので夢中で聴いていた。

アウトロが3分もあるが、含みを持たせていてこういうところも好きだなぁ。今年の暑かった夏の日を思い出すための時間と曲の余韻を楽しむ時間に使わせてもらった。

夏を振り返る曲は今までもたくさんあったが、また名曲が生まれたと感じさせる曲だった。

⑦Nightmare Parade 2020s/FAKE TYPE.

小気味いい日本語ラップで、シーンを席巻しているFAKE TYPE.だが、最近ではAdoさんへの楽曲提供でも話題になっている。

今回の新曲は2014年に発表された「Nightmare Parade」のリアレンジとなっている。

基本はアレンジした曲は選ばないようにと思っていたが、変わりようがすごかったので選んでしまった(笑)

メガネ外して、コンタクトレンズにして、髪も染めて、メイクも変えて…。

くらい変わった(笑)

パリピを感じる楽しげな曲調や「あっぷっぷ」などの歌詞から明るい曲かと思っていたが、中身はネット社会の闇を歌っているどす黒い曲だった。 

痛烈で痛快なワードが刺さる刺さる!リアルで起こり得る(実際に起こってるか)内容だけに怖さすら感じる。

まさにNightmare(=悪夢)な曲だ、これは。なんなら現実に起こっているなら夢ですらないのかもしれない。

いやぁ、風刺が効いた歌詞にゾクゾクきてしまった。

そんなメッセージ性のある曲のサビにあたる部分が、言葉として意味をなさない音楽であるスキャットになるのもまた面白いなぁ。

原曲でも肝になっていたスキャットパートだが、こちらもかなりテンションが上がっていて個人的には原曲よりこっちのスキャットが好きかも。

聴いていて単純に楽しくなりながらも、曲構成や歌詞のちょっとディープな部分に触れながら聴いても面白い。さまざまな楽しみ方ができる曲だと感じた。 

こりゃ繰り返し聴くことになるな!

⑧一心同体/きゃりーぱみゅぱみゅ

⑨インナアチャイルド/理芽

⑩CHAINSAW BLOOD/Vaundy

最後に

ということで、まず10曲紹介させていただいた。活動開始から20年以上となるORANGE RANGEFLOW中島美嘉が入った辺りにグッとくるものがある。まだまだ若手には負けないぞと言わんばかりに素晴らしい曲を届けてくれた。

今回のプレイリストはこちら!

part.1があればpart.2もあるということで、鋭意執筆中である。

書いている間にも良かった曲が増える10月。まいった(笑)

それでは次回のpart.2でまたお会いしましょう!では!