2022年10月良かった曲まとめ(part.2)

最初に

ということで前回のpart.1の流れから引き続いて、10月の良かった曲を紹介！

part.2は結局、14曲になった。part.1と合わせると24曲選んだことになる。ペースは落ちたが、10月も20曲を超えてきた！

それではどうぞ！

⑪KICK BACK/米津玄師

話題のアニメのオープニングかつ米津玄師の新曲という、どうしたって期待しか湧かない状況の中で、我々をあざ笑うかのようにあっさりその期待を超えてきた。

穏やかではなさそうなベースのイントロとタイトなドラムからもう既に良い。歌が始まらずにして「いいな」と思わせてくれる。(その後に入るギターも細かいけどいい仕事をしている。）

そして、この曲のパンチラインともいえる「努力　未来　BEAUTIFUL STAR」のフレーズが続く。

初公開から話題になっていたが、2002年発売のモーニング娘。「そうだ！We are alive」のサビを引用しているのである。

20年前のアイドルが歌う応援ソングが時を経て、また違う曲の一部になるというのはなかなか趣深いものを感じた。自分がバッチリ世代だというのもあるにせよ。

基本的にタイトで激しい曲調と歪ませた歌声で進行していくが、Cメロで急にストリングスが入ってくるなど、激しさ一辺倒ではない引っかかりがあるのも楽しい。共同編曲の常田さんの仕事ぶりにも感謝。

そんな完全無欠のかっこよさを纏ったこの曲のMVが「コレ」なのもいいね（笑）

抜けてるところがあった方がより愛せるもんな。映像でも違うベクトルで楽しめる。

これは個人的に作ってる年間ランキングにも関わってきそうな曲になるだろうな。

⑫海になりたい part.3/Base Ball Bear

⑬プロジェクト/Hello Sleepwalkers

⑭LOVE&MOON/高野麻里佳

⑮微熱/パスピエ

ニューアルバム「ukabubaku」の発売が12/7に迫っているパスピエだが、そのアルバムからの先行配信を積極的に行っている。その中の1曲がこの「微熱」だ。

最近の前衛的で無機質なパスピエもなかなか新しくて良かったが、ほんのり温かな気持ちにさせるハートフルなこの「微熱」も今までのリリースの流れとはまた一線を画していて、1周回って新鮮に聞こえてこれまた良い。

力を抜いて聴けるし、染み込むように耳に入るサウンド、歌詞、歌声すべてが心地よくて、癒される曲である。

これから寒くなる季節だが、これを聴いて温かい気持ちでいたいものだ。

⑯MYSTERIOUS/女王蜂

⑰雲を恋う/須田景凪

⑱スカー/キタニタツヤ

⑲トウキョウ·シャンディ·ランデヴ(feat.花譜、ツミキ)/MAISONdes

⑳MARSBERG SUBWAY SYSTEM/MARSBERG SUBWAY SYSTEM

THE PINBALLSのギターボーカル古川貴之さんと元Outside dandyのギタリスト松本翔さんの2人を中心に今年結成されたバンド、MARSBERG SUBWAY SYSTEM。

この曲のMVは以前から公開されていたが、10月にサブスクを解禁したとのことだったので10月の良かった曲に計上している。

バンド名をそのまま冠したこの曲は本当に名刺代わりのようで、すさまじい熱量と荒々しさで駆け抜けていく、いかにもロックバンドらしい曲となっている。
　
もともと私がPINBALLSのファンだったのもあり、どことなく彼らの香りを感じるのは少々複雑ではあるのだが、いいものはいいということで選ばせてもらった。

インパクトのある激しいギターリフで攻めてくる曲はやっぱりいいな。クラシカルな思考だけど、ギターがうるさければうるさいほど「ロック」を感じられる気がして好きなのだ。

他にも毛色の違う曲もあるが、今のところではこの曲が1番好きかな。

まだ活動開始から程ないバンドではあるが、地力があるメンバーが集まっているのである種チートですらある。

次の作品も気になる。