音楽

2024年2月、3月の良かった曲まとめ

最初に

2月、3月の良かった曲はそれぞれ、2月は9曲、3月は16曲。合計25曲選んだ。

前回よりは少なめだが、それでも濃い顔ぶれが出揃った。それではどうぞ。

2024年2月、3月の良かった曲まとめ

①バタフライ/黒子首

黒子首が始まっている。」そんな印象をはじめに持った今回の曲。

アコースティック、柔らか…これらが黒子首に抱くイメージだったが、そんなイメージを拭い去るような尖った、ちょっとワルな側面が見られて新鮮だった。

いきなりエレキギターの音から始まる辺りに、今までと違う感じが分かりやすく出ている。

サウンドは歪ませ気味でも、黒子首の売りの1つであるメロディの美しさは健在。激しい音の中にあるからこそ余計にメロの美しさが際立つというもの。いつにも増して、儚さを感じる美しいメロディだった。

曲がかっこよかったもんだから、MVはどうなるのかなと思っていたが、予想の斜め上をいくものに(笑)

昭和ドラマさながらのオーバーな展開に最初はクスッとさせられたが、曲の歌詞と最後はリンクするように綺麗なオチが待っていて、映像としても見応えがあった。演奏シーンの3人の衣装もイカしてて好き。

新しい黒子首の一面が見られ、まだまだ底知れずなバンドだなと再認識した。

②ラジオネーム オフトゥン大好き(feat.ケンモチヒデフミ)/マハラージャン

③スーパーソニックガール/ズーカラデル

④ONE SPARK/TWICE

⑤ですとらくしょん!!/Chevon

Chevonは名前は知っていたが今まで曲を聴いたことはなく、この曲がはじめましてとなった。

最初のベースでかなりのインパクトを喰らう。ゴングが鳴ってすぐに先制パンチをかまされたような衝撃。いきなりこのフレーズ聴いたら先も聴きたくなっちゃうじゃないの。

そして、その「先」を聴くと、小気味いいカッティングのギターが心地よい。ギターもかっこいいのかとまた度肝を抜かれる。

「こりゃ相当なボーカルが来ないとずっこけるぞ」と意地悪な気持ちで聴いていると、その想像を遥かに超える歌に耳を奪われる。

歪んだ声、貫くようなハイトーン、ら行のアクセント…。さまざまな響きが楽しめる歌声に気がつけば夢中になっていた。

曲が進むたびに次々と衝撃が押し寄せる感覚は久しぶりに味わったな。

ボーカルに限らず、それぞれのパートが自分の見せ場のような個性を放っているのに、雑多にならずまとまっているように聞こえるのもすごい。バランスが絶妙なんだろう。

この曲キッカケでChevonを掘り下げて聴いた。さまざまなバリエーションの曲達なので、いろんな味を楽しめるバイキングさながらの音楽。今やすっかりChevonの虜である。これは追う以外の選択肢が見つからない。

⑥Set Sail/BE:FIRST

⑦閃光/肉チョモランマ

⑧イエロー/Cody・Lee(李)

⑨この長い旅の中で/Saucy Dog

⑩キャンドルソング/a flood of circle

⑪たまものまえ/水曜日のカンパネラ

⑫fiction(feat.Dannie May)/缶缶

⑬隣花/THE ORAL CIGARETTES

⑭SWEET NONFICTION/NiziU

⑮満ちてゆく/藤井風

⑯新迷宮/FINLANDS

⑰Water Carrier/Kroi

⑱有耶無耶/yutori

⑲ビビデバ/星街すいせい

⑳感情御中-WANT U LUV IT/Reol

㉑エイプリル/須田景凪

㉒リトライ!青春/超ときめき♡宣伝部

㉓失恋ソング/岡崎体育

㉔BANDAGE/Ayumu Imazu

韻の踏み方、シームレスに繋がる日本語と英語、言葉遊び…耳に心地良い歌詞の響きがとても印象的だったAyumu Imazuさんの新曲。言葉の響きだけでノれてしまう楽しさがあった。

まず耳で聴いて言葉のノリを楽しみ、その後で歌詞を読み返して、「こう言ってたのか!」を楽しむ。耳と目で何度でも楽しめる。

日本語を英語っぽく発音している部分もあるのがまた面白い。境目かわからないほどで、1つのなめらかな音として違和感なく入ってくる。聴きやすい。

後ろのトラックもそこまで複雑な音の絡み方はではしていないし、繰り返しなのでこれもまた聴きやすさに一役買っている。

一聴するとシンプルな曲なのだが、その中にいくつものカラクリがあるような気がして、1度ならず、2度3度と聴きたくなる曲だった。

㉕春紛い(feat.アユニ・D、ニト。)/MAISONdes

最後に

ということで25曲紹介した。SaucyやReolなど今まで意外と選んでこなかったアーティストも軒並み名を連ねた今回の良かった曲。好みの幅も増えてきたかな。

あとは季節柄、春を思わせる曲も増えてきた。MAISONdesの「春紛い」は春の別れを思わせる感じが切なくて良かったよね。春は喜びもかなしみもない混ぜになってて美しい季節だと改めて思わせてくれる。

そんなこんかで2月、3月の良かった曲紹介でした。この中からお気に入りが見つかるといいなと思う。それでは次回の記事でまた!