最初に
L’Arc~en~Ciel、VAMPS、THE LAST ROCKERSとさまざまなバンドのボーカルとして活動する一方で、ソロも精力的にこなしているHYDE。
最近はフェスにも出まくっていて、各所で盛り上がりを見せている。
そんなHYDEがチャグロックに出演する。
バンドでもソロでもなかなか岩手では観られないお方なので、(多分ラルクで2007年に来て以来か)楽しみにしているファンも多いのではないだろうか。
今回は定番曲調査第2弾ということで、HYDEの楽曲を掘り下げる。
チャグロックの2日目の出演者は激しいバンドが揃っているが、そのメンツにいるのも納得なロックな曲が取り揃えられている!それでは見ていこう!
HYDEのフェス演奏曲ランキング
前回のウルフルズに倣って、HYDEさんの過去10公演のフェスのセトリを振り返り、演奏回数をまとめて集計してみた。
今回の集計対象フェスは…
・VIVA LA ROCK 2024
・ARABAKI ROCK FEST.24
・NEX_FEST-EXTRA-
・THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2023
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023
・OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.12
・氣志團万博2022〜房総魂〜
・SUMMER SONIC 2022
・ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022
・氣志團万博2020〜家でYEAH!!〜
の10公演分。ラルクやラスロクでの活動をしながらにも関わらず、ソロのフェス出演回数もなかなかにすごい!
ここ3年ほどはコンスタントに春、夏フェスを中心に出演している。
HYDEの直近10公演フェス演奏回数ランキングTOP5
1位:MAD QUALIA 10回
2位タイ:DEFEAT 9回
2位タイ:GLAMOROUS SKY 9回
2位タイ:6or9 9回
5位:HONEY 7回
映えある1位は「MAD QUALIA」!「HONEY」か「GLAMOROUS SKY」が1番かと思っていたが、少し意外だった!しかし、曲を聴けばよく演奏する理由が分かると思う。後の章で紹介したい。
そして、「HONEY」や「GLAMOROUS SKY」がありつつ、近年でリリースされたラウドロックテイストな「DEFEAT」や「6or9」が続く。
HYDEのフェスセットリストは徹底的に激しい曲で盛り上げていくスタイル。活動の最中でバラード曲を発表することもあったが、それらがフェスで演奏されることはまずない。
逆に、激しい系統であればソロの曲のみならず、ラルク(HONEY)、VAMPS、セルフカバー(GLAMOROUS SKY)もセトリに組み込んでくる。
直近のフェスの1曲目をよく飾っている「UNDERWORLD」ももともとVAMPS名義でリリースした曲である。
何を求められているかをしっかり理解してセトリも組んでいるため、どこのフェスでも初見客の心を掴んでいる様子が伺える。
だからこそ、毎年のように全国各地のフェスから引っ張りだこなのだろう。フェスのラインナップで「HYDE」の文字を見るのも珍しくなくなった。
活動歴にあぐらをかくことなく、セトリを含め、攻めの姿勢を貫いているのがかっこいい。
HYDEの押さえたい曲3選
と、ここで今回のチャグロックで演奏される可能性が高そうなHYDEの楽曲を3曲ほど押さえておきたい。
①MAD QUALIA
今回集計した10公演すべてで演奏されている唯一の楽曲「MAD QUALIA」。演奏する確率が100%の曲を紹介しない手はない。
冒頭からクラップするパートあり、頭を振りたくなるようなメロパートありと、のっけから畳み掛けるような激しさが魅力的!
しかし、サビに入ると途端に先ほどの激しさとはうってかわって、解放感のあるポップなメロディに変わるのもまた面白い。
あとは、間奏のカオスな時間もフェスでは楽しめそう。この動画では各々がその場で回るというものだったが、会場によって何をやるかは違うみたい。
何をやるかは当日のお楽しみといったところか。HYDE先生の指示に従って間奏で楽しく暴れていただきたい。
②6or9
発表以来フェスのセトリからは外れたことがないのではないかとすら思う「6or9」。これも十中八九演奏されると思って間違いない。
ちなみに、チャグロックのHYDEの出演日が2日目の9日の日曜日なのだが、6月9日に「6or9」を聴くというなかなかできない体験ができそう。なかなか風情がある(笑)
のっけからコール&レスポンスがあるので、そこをしっかり覚えてから参加すればより楽しめるのではないかと思う。全力で「Whoa」してきてください。
あとはタオル回しがあるようだ。汗もかく時期なのでタオルは確実に持っていくと思うので、近所の工務店や保険の営業のタオルでもなんでも良いので振り回しちゃいましょう。
③GLAMOROUS SKY
初見で「HYDEの曲を知らない!」という方でも、これは聴いたことがあるはず。売れたもんなぁ。たくさんの人に広まった訴求力がある曲があるアーティストはやはり強い。前回紹介したウルフルズもそうだったけど。
当時のNANA(中島美嘉)のバージョンも激しいロックナンバーだったが、HYDEバージョンはさらにアレンジが凶暴になっている。パンキッシュな2ビートが印象的。
添付したYouTubeの映像ではサークルができていたが、走り出したくなる気持ち、分かるなぁ。
あとは歌詞を見ずとも、シンガロングできるのは有名曲の強みの1つだよな。サンデーマンデーできちゃうもの。
いろんなフェスの感想でもこれが聴けて楽しかったという声が多数寄せられている。
予習ってほどではないが、これもしっかり聴き直してから臨むと楽しいかも!
プレイリスト
ということで、HYDEのフェス定番曲や演奏しそうな曲をまとめてプレイリストにした。終始アガりまくりのリストになった。
チャグロックはもちろん、フェスでHYDEを観るための予習に使うのにも良いかなと思う。この夏も男鹿やROCK IN JAPANなどフェスに出まくるのでね。
あとは普通にテンション上げたい時とかに日常的に聴きたいなとも思った。
また、集計期間からは漏れているが、METROCKでは「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」という曲が追加されていた。
VAMPSのライブではよく最後に演奏されていた曲で、こちらも盛り上がり必至のナンバー。合わせて押さえておきたいなと思ったので急遽プレイリストに追加した。
参考までに聴いていただけたら嬉しい。
最後に
今回はチャグロックのアーティスト掘り下げ企画第2弾ということで、HYDEのフェス定番曲を特集した。
当日は激しい曲を中心としたセットリストになることが予想されるが、ノリ方も教えてくれるし、有名曲もやってくれるし…と初見でも楽しめるのは保証されている。
HYDEは6/9日曜日の16時からの出演となっている。夕日の赤のように、熱量の高いパフォーマンスで岩手の空を染め上げてくれることだろう!
お時間合う方はぜひ参加していただきたい!
それではまた次の記事で!