音楽

2021年1月良かった曲まとめ part.1

2021年最初の記事が1月のまとめになってしまいました…。後れ馳せながら明けましておめでとうございます。

今年は能動的に新しい音楽をたくさん聴いていこうというのを目標にしていて、その月ごとにまとめていきたいと思っています。そして年間ベストを作ってみたいという野望。続けばいいな(笑)

という事で、1月に発表された中で個人的に良かった曲を紹介します。割と豊作だったので今回は2回に分けてどうぞ!

①道楽心情/DOES

多分1月に出た新曲で一番聴いたのがこの曲。

今までも担当してきた『銀魂』への楽曲という事もあって、安心安定のDOESクオリティを見せてくれました。

難しい事を特別せず、シンプルな構成で分かりやすいかっこよさを表現してしまう潔さがDOESらしさの1つだよなと改めて思わせてくれる1曲。

これをキッカケに他のDOESの曲も改めて聞き直しました(笑)もともとスリーピースバンドなので、ギター、ベース、ドラムの最低限の音のみで勝負するのがいいですよね。そして、演奏としてもそれほど難しくなさそうで、コピーしやすそうな曲としても流行りそう。

(活動休止後)4年ぶりの新曲というブランクも感じさせず、いきなり「らしさ」を名刺がわりに見せつけてくれたDOESのこれからが楽しみでなりません。

②dawn/LiSA

もう今や「国民的」「時の人」なんて言葉がしっくりくるLiSA。そんな中での次の曲は困りそうなものですが、何の迷いもなくハードに振り切ってきました。
「炎」の後に切るシングルならロックナンバーになるだろうとは思っていましたがまさかここまでとは。

イントロも結構ハードでとっつきにくそうなもので、紅蓮華や炎をイメージされる一般の方はビックリしそう。難しくないとはいえ、歌いだしもいきなり英語から始まるし。

メロは比較的おとなしめ。しかし、これがサビの爽快さに繋がってバツグンに気持ちいい!「dawn=夜明け」と看板に偽りなし。

更にLiSAの突き抜ける声がサビの爆発に更に拍車をかけています。今までの密なライブだったらダイバーが続出しそう。飛びたくなる気持ちもこれなら分かるかもしれません(笑)

聞き始めは少しハードかもと思いましたが、LiSAの華のある歌声も相まって、とても聴きやすくなっています。

どんな曲調でも彼女の歌声は飄々と乗りこなしてしまいます。ハードロック、ポップス、バラード…何でもござれ感がすごい。LiSA無双はまだまだ続きそうですね、これは。

③追い風/SHE’S

ピアノロックバンドという特徴を活かして、今までも綺麗なメロディラインの曲を聴かせてきたSHE’S。しかし、今回の「追い風」はピアノのメロディはもちろんの事、声や詞がまっすぐ入ってきて「歌」の要素がより強く出ている気がしました。

歌詞も「追い風」というタイトルからも想像できるようにポジティブなもの。ポジティブな歌詞は下手をすると、うざったく感じてしまうものもありますが、この曲はそういったのは感じませんでした。

ボーカルの井上さんの歌声の柔らかさが優しさをプラスさせているのかなぁと。
それが「ただ押しつけがましいポジティブソング」ではなくしているひとつの所以だと感じます。

ゴールデンタイムのドラマ主題歌にもなっている事から耳にする人も増えてきそう。彼らにとっても追い風になる曲になるといいですね。

④ドライブ/Base Ball Bear

Base Ball Bearの配信限定シングル。しばらく追えていなかったので、失礼ながら久しぶりにベボベの楽曲を聴きました。2本のシンプルなギターの音が印象的なイントロからいい曲が始まりそうな予感がします。

こんな心が磨り減りそうな時に聴きたくなる温かい歌。先のSHE’Sの曲を良かったと思ったのと似ていますが、こんな時世だからこそ余計にこういった歌を欲しているのかもしれませんね。

サビの

「生きている音がする」
「生かされる音がする」

という歌詞も一見すると今までもあったようなものなのに、以前よりも重要に感じられるのはきっと自分だけではないと思います。

「部屋着」「入浴剤」「ゴミ出し」など生活感のあるワードも個人的に好み。自分の生活にも置き換えて歌詞を味わえるのがまた良いんです。

気に病む事も多い今だから、いろんな人に聴いてもらいたい1曲です。

⑤アンコール/YOASOBI


まだ1月だというのに、アルバム1枚、配信限定シングル2曲と精力的にリリースしているYOASOBI。

この「アンコール」はアルバム『THE BOOK』に収録されているのですが、その他の収録曲がほとんど既存の曲なので、実質唯一の新曲となっています。(インスト除く)

他の曲を既に聴いていたので、

「新曲1曲か。つまんないな」

くらいにしか思っていなかったのですが、その新曲である「アンコール」が予想以上に良かったので、「夜に駆ける」が入っているアルバムに一緒にするのはかえって勿体ない気がしたほど。

THE FIRST TAKEでも話題になったLiSA×Uruの「再会」もそうですが、Ayaseさんの作る切ない系の楽曲がとても素晴らしいなと。そして、どちらの曲も切ないままで終わらず、最後に救いを見出だして終わるのもまた良いんです。

YOASOBIに「夜に駆ける」の疾走感のイメージだった方こそ、尚更聴いてもらいたい!バラードもいいんです。

まとめ

1月からいい曲が多いので、早くも2021年の音楽が楽しみでなりません。泣く泣く選べなかった曲も多数でした。次のpart.2でも5曲紹介したいと思います。