音楽

2021年1月良かった曲まとめ part.2

前回の記事の続きですね!2021年1月良かった10曲の残り5曲をご紹介します!

⑥春泥棒/ヨルシカ

今回の楽曲はアコースティックギターが印象的で、ほぼ全編で鳴らされています。アコギソロもあってアコギ好きにはその時点でもうたまらない。

桜を散らす風の事を春泥棒だなんてタイトルも素敵。
春が終わる切なさを歌った曲かとも取れるし、桜を命に例えたら更に切ない歌になるし、いろいろ想像が膨らみます。ヨルシカの歌詞は読み物としても秀逸だと思っているのですが、今作も多分に漏れず詞のみでも楽しめると思います。

そしてMVに出てくるコーギーがかわいい(笑)

⑦ゆるる/須田景凪

今までの須田さんの曲に比べても、ここまでストレートなバラードがあっただろうかという印象。ストリングスが大いに聴こえて、壮大さが伝わります。
また最後の転調する展開も含め、非常に分かりやすいほどドラマティック。映画主題歌にもなっているので、それに合わせた楽曲になっているのでしょう。

今までの須田さんの曲のイメージは一癖二癖噛ませてくる感じだったので、ここまでストレートなのはかえって新鮮でした。

しかし、ストレートの中にも、Cメロの複雑さなど今までの須田景凪節を感じるところもあり、ただタイアップだけに迎合したわけではないのも感じられます。

曲があまりに良いので、こうなると映画も気になってきてしまうのが悩ましいところです。

⑧アイデンティティ/秋山黄色

映画化も決定している人気アニメ『約束のネバーランド』のオープニングという事で、この曲で秋山さんを知った人も多いのではないでしょうか?

デジタルロックの要素が強めで、とてもエネルギッシュな印象でした。イントロから既に強さがあります。
力が滾る感じというか。「さっさと聴けよ!」と耳を掴まれるような気さえします。

イントロが強い故に、サビまでこのテンションがもつのかな?と心配になりそうな展開ですが、杞憂に終わるほどサビのパワーもすごい。

ギターのサウンドが大好物なのもあって、全体にエレキのリフが満載でめちゃくちゃかっこいい。曲の終わりまでギターの音が余すことなく鳴っているのが幸せ以外の何物でもないです。

しっかり最後まで聞き所満載の1曲でした。

⑨怪物/YOASOBI

個人的に最初に予め、その月の良かった曲は、1アーティスト1曲のみに絞ろうかと思ったのですが、この曲もあまりに良かったので外せず。
前回の「アンコール」に続き、今月2度目のYOASOBIさん登場。

不穏な出だしから始まり、ここでいつもイメージしているYOASOBIと違うと開始早々気付かされます。

そして、先に紹介した「アンコール」がメロディが良いとするならば、この「怪物」は中毒性のあるリズムがクセになる1曲だと思います。

妙な小気味よさが心地いいです。
サビの直前に「ドッドッドッ」とバスドラムが3連入る所なんてサビに入る爽快感を覚えます(笑)

メロにあるクラップ(手拍子)や「ハイ!ハイ!」(←合ってるのか?)のような掛け声でもリズムを感じる事ができ、リズムを刻む楽器ではドラムだけではない事を再認識しますね。

「アンコール」とは全く違うベクトルの新たなYOASOBIを楽しめると思います。

⑩僕らの未来計画/703号室

703号室ですが、失礼ながら存じ上げていませんでした。しかし、何気なく流れたこの曲の始まりを聴いたその一瞬でグッときてしまいました。

知らなかったこそ出会えた感動ともいえるかもしれません。

調べてみると活動開始からまだ2年足らず。歌っている岡谷柚奈(おかやゆうな)さんのソロプロジェクトで、作詞作曲、ギターの演奏もされています。

専門学校卒業後に活動開始らしいので、おそらく20代前半くらいでしょうか。若さからくるエネルギーが歌詞から伝わってきます。

あとは歌声も伸びやかで推進力があってとても好みのものでした。歌詞のエネルギーと声の推進力で、曲をよりドラマティックにしてくれています。

気になって他の2曲(全部で3曲配信されています)も聴きましたが、なかなか良くてもっと曲が聴きたくなりました。今年もっと名前を聞くことになるアーティストになるかもしれません!

まとめ

前回の記事と合わせて、全10曲紹介してみました。以下の通りです。

①道楽心情/DOES
②dawn/LiSA
③追い風/SHE’s
④ドライブ/Base Ball Bear
⑤アンコール/YOASOBI
⑥春泥棒/ヨルシカ
⑦ゆるる/須田景凪
⑧アイデンティティ/秋山黄色
⑨怪物/YOASOBI
⑩僕らの未来計画/703号室

1月は個人的に気に入った曲も多かったので泣く泣く落選した楽曲もいくつもあります。今月も着々と曲がリリースされています。どんな名曲に出会えるか楽しみですね!