最初に
2024年もこれまでと同じように新曲を聴き漁ってやろうと思う。今年から2ヶ月分まとめて記録していく。
そして、年間ランキングで11月締めにしたので、今回は昨年12月と今年の1月の年またぎの2ヶ月分の良かったと感じた曲を紹介。
それではどうぞ。
2023年12月・2024年1月の良かった曲まとめ
①(Loss)Angels/GRAPEVINE
②ブービープライズ/和ぬか
③いつだってHIGH!/DISH//
④igniter/Midnight Grand Orchestra
⑤愛包ダンスホール/HIMEHINA
⑥SOULSOUP/Official髭男dism
⑦メルティックヘル(feat.超学生)/ナナヲアカリ
⑧ホテルニュートリノ/THE YELLOW MONKEY
久しぶりのイエモンの新曲。シングルは2020年発表の「未来はみないで」以来なので、およそ4年ほど経過している。
その間にボーカルの吉井さんの病気も発表されるなど、一筋縄ではいかなかった。
そういった苦労を経たうえでのスケールの大きな曲で再始動する方法もあっただろうが、そういった素振りも見せずに淡々と自分たちの音楽に向き合っていくような再スタートとなった。職人っぽくて、こんな再始動も渋くてカッコいい。
Xでもポストしたが、この「ホテルニュートリノ」は昭和歌謡の香りがするレトロ感が個人的にはたまらなかったな。
新年早々のイエモン復活が嬉しいな。新曲「ホテルニュートリノ」は昭和歌謡っぽいアレンジが個人的に大好物。今の人達には1周回ってかえって新しく聴こえたりするのかな?レトロ感、伝わりますか?#イエモン#THEYELLOWMONKEYhttps://t.co/Q2S1GtfOac
— ヌマッチノオト (@numacchinooto) January 4, 2024
シンセの音色とか昔の歌謡曲のイメージそのままなんだよな。リアルタイムでその時代の歌謡曲に触れたことはないが、何故か懐かしさを覚える。
歌詞のテーマでもある「海沿いのホテル」なんてのも歌謡曲っぽい。井上陽水みたい。あっちは川沿いだけど(笑)
ともすれば、歌謡曲チックな楽曲は「ダサい」、「古い」と揶揄されてしまうが、イエモンが鳴らすと途端に説得力が増す。曲に飲まれる事なく、イエモンの楽曲として自然に消化できる不思議。歌謡曲が似合ってしまうもんな、イエモンは。大人の色気増し増しで、自分達の魅力を分かっているもの。
個人的には再結成してからのイエモンの楽曲で1番好きかもしれない!それほどのインパクトを感じられる曲だった。
⑨YOU&愛HEAVEN/ano
⑩todayyyyy/[Alexandros]
⑪晴る/ヨルシカ
⑫一揆/NEE
⑬全方向美少女/乃紫
昨年末くらいからSNS上で話題になっていた自己肯定感爆上げソング。「正面で見ても〜」のくだりがよく流れていたな。
この度フルが1月に発表されたが、サビ以外のイントロやらメロも上品でオシャレ。まさにおめかしした女性のような華やかさを感じる。
しかし、オシャレなだけでなくノリのあるリズムも楽しめるのが尚良い。あとベースも思ったよりドゥルドゥルなのですね。好きなベースラインなのでこちらも耳で追ってしまう。
耳で追うといえば、コーラスもステキ!イントロの吐息のようなコーラスやサビ終わりの英語詞など、単にハモるだけではないフレーズがいい。コーラスも歌いたくなるくらい個性があるよね。
こんな洗練された詞も曲も作っているのはもちろんだけど、編曲まで自分でやっていると聞き、さらに度肝を抜かれている。努力もされているのだろうし、センスも良いんだろうな。
この曲きっかけで乃紫さんの他の曲も聴いてみたが、どれもすぐ好きになったなぁ。「先輩」も好きだし、「東京依存症」も好きだったなぁ。乃紫さんの音の感覚がそもそも好きなのかもしれない。すぐフォローしましたわ。
もうここまで流行ればもう「ブレイク」といって差し支えないだろうが、今年さらに売れていくのは間違いないだろうな。もっと新しい曲が聴きたくなるな。楽しみ!
⑭面影/シド
⑮Bling-Bang-Bang-Born/Creepy Nuts
「早くも2024年を代表する曲が出たのでは?」
と思うほど、新年早々バズりまくっているCreepy Nutsの新曲。
サビのまじないのような
「Bling Bang Bang Bling Bang Bang Bling Bang Bang Born」
のフレーズが耳に残って仕方がない。(書き起こしは大変)
アニメのタイアップは初めてではないにせよ、どうしてここまで作品に寄り添いながら自分たちらしさも取り込める曲を作ってしまえるのか…。いつも感嘆しっぱなし。
いつもの語感が気持ちいいラップパートもさることながら、メロディを歌う部分も声色を変えて印象をガラッと変えるパートもいいんだよな。「鏡よ鏡〜」のパートはこの曲を象徴するフレーズの1つになるくらいの強さがある。
ラップに目がいきがちだけど、メロディを歌うR-指定の声も好きなんだよな。
あとはトラックの裏で流れ続けている、キコキコした音もリズムを刻む役割を果たしていて面白い。この音をガイドにしてノってしまう(笑)
歌詞、トラック、語感、リズム、歌メロ…どこにフォーカスを当てて聴いても楽しめるからすごい。
聞こえる音すべてがおもしろくてワクワクする。音楽の原点を教えてくれているような曲だ、もはや。
もう年間ランキング入る候補が出てきてしまったかも。
⑯輝けるもの/ACIDMAN
映画の『ゴールデンカムイ』の主題歌として大きな話題となっているACIDMANの新曲。映画の主題歌で話題になるベテランバンドということで10-FEETと重なる!ベテランバンドが頑張っているのを見ると嬉しくなる。どちらもよく地元に来てくれるバンドでもあるしね。
ACIDMANといえば、宇宙や星といったファンタジーなイメージが強いし、私もそんなACIDMANの曲が好きなのだが、「輝けるもの」はアクションやバトルが売りのゴールデンカムイに合わせた疾走感とドラマティックな展開が印象的な曲となっている。
イントロから終わりまで熱量の高いサウンドがたまらなく、滾らずにはいられない。朝や頑張りたいときに聴きたくなる。日々生きるのも戦いみたいなものだから。
そしてサビの入りが本当に気持ちいい!ダイブするならココなんだろうな。というか衝動的に飛びたくなる爽快感が最高。
20年以上活動していてまだブーストをかけるACIDMAN。かっこよすぎる。
⑰大航海/ヒグチアイ
⑱私が明日死ぬなら/キタニタツヤ
⑲愛は薬/wacci
⑳SHAKE/go!go!vanillas
21.ダーウィン/井上絃
22.空に標結う/小林私
23.SCREAM(feat.松尾レミ)/THE BAWDIES
24.飛花落花/Cocco
25.「僕は…」/あたらよ
26.ナハトムジーク/Mrs.GREEN APPLE
27.アンビバレント/Uru
28.ミッドナイトガール/imase
29.悪戯ごっこ/莉犬
30.ニタリ/シンガーズハイ
31.雷櫻(feat.9Lana、SAKURAmochi)/MAISONdes
32.ヒカリ/Awesome City Club
33.咆哮/TOOBOE
34.SF東京/WurtS
35.TOMODACHI/レトロリロン
36.冬と春/back number
37.Party!!/緑黄色社会
38.谺する/菅田将暉
39.Aじゃないか/ピノキオピー
40.ショコラカタブラ/Ado
41.あらわれないで/離婚伝説
最後に
2ヶ月分ではあるものの、40曲選出と実りの多い回となった。特に1月の方は33曲選んでたみたい。かなり多く、幸先の良い2024年のスタートとなっている。
1度書き始めると時間がかかるので感想は絞って書いているが、感想を書きたいと思う曲がめちゃくちゃあったのもこの2ヶ月の曲の印象。やたらとハマった曲が多い回だった。
乃紫さんなど、これから波が来そうな新進気鋭のアーティストがいるのも年明けっぽい。ニューカマーを見つけるのも新曲聴き漁りの醍醐味だよな。
こんな感じで今年も自己満足で新曲を紹介していくのでよろしくお願いします。変わらず読んでいただけるとありがたい。
それでは次回の記事でお会いしましょう!