最初に
もう日付としては6月になってしまったが、ようやく5月の良かった曲をまとめられた。5月は14曲の選出になった。ソロアーティストが多めのラインナップだと感じたのが第一印象。それではスタート!
①One More Time/9mm Parabellum Bullet
アルバムのリリースが予告されているが、先陣を切る先行配信曲としては名刺代わりといっても良いほどだった。
口ずさみたくなるリフや童歌を思わせる言葉遊びが楽しい歌詞…。9mmが9mmを全うしている楽曲だった。
特に歌詞が聞いていて心地よい。「ちょっと」、「もっと」や「一歩」、促音を意識した言葉の羅列は耳馴染みがいい。この辺りに取っつきやすさを感じられる。ハードな音楽性のはずなのにそれだけで終わらないのは、こういった遊び心があるからだろう。
9mmの良さを改めて味わえる曲だった。アルバム前にいやが上にも期待をしてしまう。楽しみ。
②夢で逢いましょう/TOSHIMITSU
オシャレな鍵盤とカッティングが心地いいギターフレーズが素敵だと感じたこの曲は、メロディやアレンジが最近のマイブームのソウルミュージックっぽさがあったので、自然と聴いてしまっていた。
YouTuberにからっきしなのもあるが、まさか東海オンエアのメンバーとはつゆ知らず。曲だけ聴いたら本業かと勘違いしたくらいだったので、変な色眼鏡で見ることがなくて結果的に良かったなぁとも思う。ローマ字表記の名前だけ見るとSUEMITSU &THE SUEMITHみたいだし。
しかも歌も上手。3年前からアーティスト活動もしていたという事で小慣れているなぁ。
MVの寒さと歌詞がクサ過ぎてそこは個人的には合わなかったが、それを見て見ぬふりできるくらいメロディとアレンジ、そして歌声がが良かった。おそらく今後追ってまで聴く事は無いだろうが、新たな出会いが出来て良かったと思えた1曲だった。
③竜巻いて鮮脳/凛として時雨
④もうひとくち/楠木ともり
⑤不完全ドリーマー/愛美
⑥氷解/れん
⑦恋標/Penthouse
⑧空っぽの心/SARD UNDERGROUND
ZARDの音楽を令和に伝える事をコンセプトに掲げたバンド「SARD UNDERGROUND」。無知ゆえに申し訳なかったが、カバーのみかと思っていたらオリジナルもやっているのか。以前のオリジナルはZARDの坂井泉水さんの未公開の歌詞を元に作った楽曲などもあったが、今回はボーカルの神野友亜さんの作詞でより「オリジナル」と呼びやすいものになっている気がする。
作曲はZARDの「愛が見えない」も作っている小澤正澄さんというのもあり、そこはかとなくZARDっぽいメロディがそこにある。
しかし、アレンジ等で決して古さを感じるわけではなく、現代の音楽と迎合している。「もし今のZARDが聴けるならこんな感じなのかな?」と思わせる曲になっている。
今後どういう展開で活動するのかは分からないが、ZARDっぽさを残しながらも、もっとオリジナルが濃い作品も聴いてみたくなった。
⑨Blaze/MAN WITH A MISSION
⑩紫陽花/きゃない
⑪Hello, Hologram/HIMEHINA
⑫暁月/詩葉
⑬ダイナマイト/Superfly
天井知らずのアッパーなテンションが実に心地よいSuperflyの新曲。この曲を聴いて、自分がSuperflyにどんな曲を求めているかを改めて確認できた。
強さを感じる歌声はデビューから15年経っても変わらず、逆境に立ち向かうための曲との相性は抜群。なんなら15年の経験を経て、説得力が増してより強くなった感じすらある。
3分半程度で潔くスパッと終わるのも爽快感に拍車をかけて良い。
この路線が久しぶりだった故に選んだ部分もあるが、みんなこの手のSuperfly好きでしょ?四の五の言わず単純にノレるし。
これからのじめじめした雰囲気を吹き飛ばしてくれそうなので、梅雨時期になったら毎日聴こうと思う(笑)
⑭dawn of infinity/fripside
最後に
今まで選んでいなかったアーティストも数多く出てきた5月だった。それくらい新しい音楽の出会いに溢れた月だったという事だろう。自分が普段聴くジャンルではないアーティストが目立つ。
今回のプレイリストはこちら。
良かった曲でアーティスト名を覚えると、少なからず「次のリリースまでは聴こう」という気になって能動的にそのアーティストの作品を聴くようになり、そこで次の作品も良くて定期的に聴き続ける事も多々ある。今回選んだアーティストでいうと、きゃないさんがそうだろうか。ここ最近新曲が発表される度に選んでいる気がする(笑)
アーティストの新規開拓には新曲の聴き漁りはもってこいだなと改めて思う。6月の出会いも楽しみにしながら締めさせていただく。
また次の記事で!それでは。