音楽

2023年3月良かった曲まとめ

最初に

先月は9曲と少なかったが、3月は後半になるにつれ良いと思う曲が増えて、結果的に15曲を選ぶことになった。少し増えた。

それでは紹介していきたい!

2023年3月良かった曲

①Ratpark(feat.菅原圭)/PEOPLE 1

②LONELY LONELY/ALI

③ネクター/MOROHA

家族をテーマにしたこの「ネクター」は、優しいギターリフのうえに乗っかる歌詞がとても印象深かった。

MCアフロの実体験が基となっているそうで、アフロ自身、祖父、母、父、姉が登場している。物語を紡ぐような言葉選びは小説を読んでいるかのように聴き進めることができ、早く次の言葉を知りたくなるほど。MOROHAは聴き応えのある歌詞を書くのがうまいよなぁ。

決して幸せな家族像とはいえないが、どんな形でも家族は家族だというのを改めて思い知り、少しホロリとする素敵な曲だつた。

ちなみにタイトルの「ネクター」という言葉は一切歌詞には出てこないが、曲中に出てくる「ウイスキー」の対比に使われているとしたら面白いなと思った。

④嫌嫌/Novelbright

⑤Line of sight/SCANDAL

久しぶりに疾走感のあるSCANDALを楽しめたのは「Line of sight」。ガンダムのカードゲームのタイアップも付いている。戦闘シーンで流れるらしく、いかにもピッタリな曲調である。

タイアップに沿っているのも勿論あるが、個人的に激しい曲調のSCANDALが好きで、それが久しぶりだったのも選ぶポイントになった。いかにもライブ映えしそうなアレンジに昂らずにはいられない。 

激しめの楽曲はコロナ前に発表された「A.M.D.K.J」や以来ではないだろうか。

コロナになってライブも今まで通りではない状態になったからか、直近のリリースでは、ストレートなバンドサウンドよりも落ち着いた曲や実験的な曲が多かった印象の彼女たち。楽曲の幅をさらに広げるという意味で貴重な期間であった。

この期間があったからこそ、そして、ライブシーンが元通りになりつつある今だからこそ、より響く曲なのではないかと思う。

サビの最後を締める「私を止めないで」というフレーズはSCANDALのバンドとしての決意にも聞こえるのは気のせいではないかもしれない。

バンドとして原点回帰したSCANDALを是非楽しんでもらいたい!

⑥いびつな心(feat.むト)/須田景凪

⑦Funky Jumping/Da-iCE

⑧WE ARE/eill

⑨White Rabbit/緑黄色社会

⑩蜘蛛ノ糸/Penthouse

去年、「恋標」を気に入ってからというもの個人的に動向をチェックしているPenthouse。先日アルバム『Balcony』を発表したのだが、その中に収録されている「蜘蛛ノ糸」がどストライクで、めちゃくちゃ聴いている。

オシャレなサウンドでありながら、歌詞はドロついているアンバランスさがツボを刺激し続けてやまない。

また、曲が進行していくにつれて浪岡さん(男声)の歌声の移り変わりが味わえるのも良い。

最初はしとやかに歌いはじめているが、ラストに向けてだんだんとハスキーで、熱を帯びる歌い方に変わっていき、盛り上がりをうまく引き立てている。

個人的にしゃがれた歌声が大好物なのもあるが、何と色気を感じる歌声だろうかと改めて思う。好きな歌声のボーカリストがまた増えたなぁ。

そして余談なのだが、調べたらボーカルの浪岡さんが岩手出身なのを最近知った。同郷ゆえに余計応援したくなった。

まぁそういった共通点を抜きにしても、そもそもPenthouseが作る曲にハマりだしてきているので、これからもまたこの良かった曲のコーナーに登場しそうである。

⑪ダム底の春(feat.sobs)/日食なつこ

⑫セブンティーン/YOASOBI

⑬OFFSIDE/Dannie May

⑭BeachBoys/TENDOUJI

⑮LADY/米津玄師

最後に

といったわけで15曲をさらっと紹介させてもらった。

独特な風景を切り取った春を物語のように綴った日食なつこさんの曲も良かったし、ダンサブルなアレンジに新境地を見たYOASOBIも良かったし…と、まだまだ紹介文を書きたい曲もあったがどこかの機会にとっておこうかな。

それではまた次回の記事で!