最初に
2023年9月24日に岩手県盛岡市の盛岡城跡公園周辺にていしがきMUSIC FESTIVAL2023が開催される。
先日タイムテーブルも発表され、当日までいよいよあと10日あまりといったところ。
そこで今回はいしがきMUSIC FESTIVALの概要や魅力、そして出演するオススメバンドを紹介する記事となっている。
いつも通り、お時間あったら読んでいただけるとこれ幸い。
いしがきMUSIC FESTIVALとは?
いしがきMUSIC FESTIVALは毎年9月に盛岡市で開かれる音楽フェス。
「いしがき」という名前から、石垣島のフェスと勘違いする方もいるが、名前の由来はメイン会場の盛岡城跡公園にある石垣である。
いしがきMUSIC FESTIVAL2023の開催日と会場
今年のいしがきMUSIC FESTIVALの開催日と会場はこちら!
開催日:2023年9月24日(日)
会場:岩手県盛岡市 盛岡城跡公園とその周辺
入場料:無料
例年は9月の3連休の辺りにやることが多いが、今年2023年は3連休ではなく普通の日曜日。
次の日は平日でなかなか大変ではあるが、盛岡の観光がてら参加してはいかがだろうか?
いしがきMUSIC FESTIVALの魅力は?
こんな偉そうな事を言いつつ、いしがきには地元県民でありながら過去に3回程度しか参加出来ていないのだが、ここでは過去に参加した時に個人的に感じた魅力を書いていきたい。
①無料であること
フェスに限らず音楽を生で聴くには金銭が発生するものだが、このいしがきMUSIC FESTIVALは入場料無料で参加できる。
恐縮こそすれど、やはり無料はありがたい。ただでも移動費や食事代などで当日出費はあるし。
しかも「無料でこれ観ていいんですか?」と思うほどの毎年のラインナップ。なおさら恐縮してしまう。
ちなみに2023年のいしがきに出演する主なアーティストは…
・Ken Yokoyama
・フラワーカンパニーズ
・The BONEZ
・Hawaiian6
・アルカラ
・日食なつこ
・バックドロップシンデレラ
・ビレッジマンズストア
・Cody・Lee(李)
・ドミコ
・COUNTRY YARD
etc.
それぞれ熱いファンを持つアーティストが揃ったなといった感じ。無料でこれらのアーティストを観られるのはなかなかお得ではないだろうか。
その一方で、これから先の開催のためにクラウドファンディングを実施しているようだ。
【クラウドファンディング挑戦中!】
100万円を突破しました!
ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございます。
いしがきMFは皆さまのお力添えによって成り立っています。
目標額300万円を達成できるよう、引き続きの応援を宜しくお願い致します!https://t.co/3Tr6R0wa8S pic.twitter.com/gvSuexZ4lX— いしがきMUSIC FESTIVAL (@ishigakifes) August 22, 2023
無料で開催できることに感謝を示す意味で、クラファンに参加するのも良いと思う。
②街中が音楽に溢れている光景
音楽のフェスといえば「ロックフェス」という言葉をいの一番に思い浮かべるものだが、このいしがきはあくまで「MUSIC FESTIVAL」。
というのも、参加するアーティストや団体はプロアマ問わないし、ジャンルもロックに限らないからである。
たとえば、アマチュアでは
地元の学校の吹奏楽部
ダンススクール
ジャズオーケストラ
お琴教室
口笛
なども出演している。
団体、演奏形態さまざまで、これが「ミュージックフェスティバル」を名乗る所以なのだろう。
それらの音楽が盛岡駅前だったり、近くの商業施設の前だったりで演奏されるため、街中が音楽に包まれるのである。
ステージや会場がいくつもあるのは普段のフェスやサーキットイベントと同じだが、それを街全体で味わえるのは珍しいのではないだろうか。
実際に現地に行くと感じるが、音楽だらけの街中は非日常的で祝祭感がとても強い。
フェスは大きい公園やキャンプ場など局所的に音楽が溢れることはあるが、普段は日常を過ごす街中に音楽がたくさんあるからこそ非日常を割増に感じられる気がする。
街にいながらにして、非日常感や祝祭感を得られるのもいしがきの魅力の1つだ。
いしがきMUSIC FESTIVAL2023出演アーティストオススメ3組
今回のいしがきの出演者で個人的に注目しているアーティスト3組を挙げていこうと思う。
①Cody・Lee(李)
昨年メジャーデビューし、知名度もぐんぐんと上昇中。
そして今年もラシュボやSLS、トレジャーといった夏フェスにひっぱりダコのCody・Lee(李)。
そんな彼らがいしがきに初出演!しかも新体制で初のステージとのことで貴重な場面が観られるのは確実。
そもそもメンバーの高橋さんとニシマさんの2人は岩手県出身。2人共いしがきへの愛がSNSで炸裂している。
そして来年こそ「いしがき MUSIC FESTIVAL」 に出たいですな
— 高橋響 (@monell_0512) September 23, 2022
酔いですがどんなフェスのメインステージよりもいしがきミュージックフェスティバルのメインステージに俺は立ちたいです
— ニシマケイ (@pattsune) January 14, 2020
今の彼らの活躍を考えればメインステージは妥当だろうが、それでも念願が叶ったようで良かったなと思う。「故郷に錦を飾る」ってやつだ。
新体制なので今までのライブとは変わる部分もあるのかもしれないが、代表曲の「我愛你」、ライブでのキラーチューン「悶々」辺りは聴きたいよねぇ。
あとは「桜町」もいいな。
高橋さんの地元をモチーフにした曲なのだが、それを地元で聴けるとなれば、そのシチュエーションだけで既に感動だ。
初出演かつ凱旋公演と注目したい理由が多いバンドである。
②ドミコ
ドミコもいしがきMUSIC FESTIVAL初出演(なはず)。
ギターとドラムの2ピースという珍しい組み合わせがまず目を引くが、そんな演奏形態からは予想もつかない複雑なギターリフとリズムで一気に自分達の色にしてしまう。
月並みな感想で申し訳ないが、「2ピースの音ではない」と誰もが感じるだろう。音源やMVだけでもすごさを感じるんだから、ライブはもっとなんだろうな。
そして、調べてみるとドミコのギターボーカルのさかしたさんも岩手出身らしい!あまり岩手でライブをしているイメージもなかったから意外だった。(今年のはじめに初めて岩手でライブをやったという話も)こちらもまた凱旋ライブになるわけだ。
岩手ではなかなかお目にかかれないという意味でも是非観ておきたいアクトである。
よく演奏される曲は「びりびりしびれる」、「ペーパーロールスター」、「まどろまない」辺りとのこと。
ギターフレーズがかっこいいのばかりで、ライブでなくても体がノリだしてしまいそう。
時間合う人は是非!AZUMAYA STAGE(名前の通り本当に東屋造りになっているステージ)にて15時から。
③SBE
先の2組は岩手出身者のいるアーティストとなったが、SBEはメンバー全員が岩手生まれで、地元を拠点としているバンドである。
いしがきは岩手をホームにしているアーティストが多数出演しているが、個人的に1番好きな地元バンドなので推している。
2018年に活動を開始。このいしがきでもコロナ禍で開催できない年もあったものの、着実にステージをステップアップさせてきた。
去年2022年は盛岡駅前のステージを盛り上げ、遂に今年は本人達も念願だったという初のメインステージに!
ラウドなサウンドに、叙情的なギターフレーズや口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディが混ざり合い、激しいのに聴きやすい。
特に好みなのはベタだけど「Letter」かな。
泣きのギターとメロディにグッときてしまって一気にお気に入りになったのを覚えている。当日もほぼ間違いなく演奏されるであろう1曲。
そして、最近出た新譜の収録曲もカッコいいんだよなぁ。
ギターフレーズやメロディが好みなのは相変わらずで、そこにデジタルなサウンドも加えて、より「カッコいい」が洗練されている。ライブでも盛り上がること間違いなし。
この手のジャンルが好きな人はステージに足を運んではいかがだろうか。
最後に
ということで、今回は岩手のフェス「いしがき MUSIC FESTIVAL」について、頼まれてもないのに勝手に書いてみた(笑)
無料かつ、街全体を使ったフェスは全国的にも珍しいので、どんなものなのか1度体験してみていただけたらと思う。
あとは、今回紹介したアーティスト以外にも岩手に縁のあるアーティストも沢山いるので、そういったのを狙って楽しむのも手かなと思っている。
あ、当日のタイムテーブルのポストも貼っておこう。
どう回るかを想像して、タイムテーブルを眺めるのもこれまあフェスの楽しみの1つ。
タイムテーブルを公開しました!https://t.co/IwiG1q91FA
クラウドファンディングに挑戦中です!
ご支援宜しくお願いいたします!https://t.co/q2AvW5yCk1 pic.twitter.com/sGsv6MF2iJ— いしがきMUSIC FESTIVAL (@ishigakifes) September 1, 2023
参加される方はマナーをしっかり守りつつ、楽しんできてください!
それではまた次の記事で!